安定供給が期待されるマグロ養殖事業に欠かせないモノ

クロマグロの養殖を行うために欠かせないモノがいくつかあります。

 

ひとつは、もちろんマグロの「種苗」。

近年では、天然種苗(ヨコワ)だけではなく人工種苗の供給も増えており、世界的に漁獲規制されている天然資源減少の対策として期待されています。生態系が全く解明されていなかったマグロを人工的に孵化させて育成するなんて、凄いとしか言い様がありません。

 

もうひとつは、「エサ」。

マグロを大きく育てるためには、大量に給餌をしなければなりません。生餌が主流であり、配合飼料もあります。海水温によって成長は異なりますが、幼魚から成魚まで最低2~3年はかかります。

 

さらに、養殖する「漁場」。

マグロに限らずですが、養殖はどの海でもよいわけではありません。海水温が高く、水深が十分あり、潮流や波風が穏やかであるなど。そんなマグロの成育に適した環境が必要です。

 

そして、それらと同等に欠かせないモノが「生簀網」。

当社の主力商品は生簀網であり、お客様の資産を預かる金庫としての役割を担います。角形・円形・多角形と様々な形状があります。

 

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こちらは、フロート式の円形生簀網が設置されている状態ですが、他にもプラスチック生簀枠や鋼管枠があり、それらを用いて生簀網の上部を海面に張ります。

潮の流れにより、網がたわみ容積が狭くなると網やマグロ同士で衝突して死んでしまうため、海中で生簀網が本来の形状を保ち、広々と泳げるストレスフリーな生簀網でなければなりません。

 

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また、生簀網を海に設置するためには上図のような「枠綱」が必要です。回りにある四角はコンクリートブロックであり、アンカーロープを使って海面の側張りロープをきれいに張るために海底に打ち込みます。

 

生簀網も枠綱も、お客様との打ち合わせのうえで仕様を決めて仕立てております。まずはお見積もりからで結構ですので、ご興味がありましたらどうぞ遠慮なくお問い合わせ下さい。

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